立体パズル 3D TETROMINO

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(この写真はCGではない。 アクリル材をフライス盤で削り出した物である)
4個の立方体をお互いの面同士でぴったり接続するように立体を構成すると、 上の画像のように8種類の立体ができる。 この8個の立体をうまく組み合わせると、 4×4×2の大きさのケースへ収めることができる(下図)。
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初心者がこのパズルを解くには2〜5分程度かかるようである。

この解は今のところ12種類ほど見つかっているが、まだあるかもしれない。 かなり安易な発想のパズルなので、既に同じ物がどこかにありそうな気がするが、 いまのところそういった情報は無い。
このパズルは、ある日筆者がフライス盤で何かを削りたくて 仕方がない衝動に駆られた結果できてしまったものである。 作った動機がいい加減だった割に、 ちゃんと遊べる物ができたので結構気に入っている。 同じ物を2組作ったが、材料費約2千円と制作時間約6時間を費やした。

金属製のパズルを制作

99.12.04,またもフライス盤で何かを削りたい衝動にかられてしまった。 今度はアクリルでは物足りない。金属を削ろう!ということでまず最初に 真鍮(黄銅)の角棒材を金のこぎりで切り出してフライス加工。
しかし…硬い!硬すぎる!!これでは日が暮れてしまう。仕方ないので 途中から材料をアルミ材に変更して作業続行。ぎりぎりパズル1組分のアルミ材料を確保できた。 ところが立方体を削って鏡像対称な立体ペアを作る際にミス。 同じ立体を2個作ってしまった!しばし呆然とする。 このときとっくに日は暮れ,時刻は夕方の7時。 冷たい北風が吹く中を自転車に乗り,不足したアルミ材を買いに東急ハンズ藤沢店へ。 せっかく削り出した立体を無駄にするのももったいないからもう一組作ることに。 夜中の11時すぎ,ほぼ完成。
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metal/12230001.jpg metal/12230002.jpg metal/12230004.jpg
真鍮とアルミが混在するピースとなったが,真鍮で作った部品が直方体だったことが意外な 効果を生んだ。これら真鍮のピースを目印にして組み合わせの重複チェックなどが容易に なった。金属製のピースは小さいながらも適度の重さを持ち,パズルとしての量感も申し分ない。


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