水の落差動力クラフト船コンテスト規定
2008年度版
350cc(小さいペットボトル1本分)の水を動力として使い、
2メートルの区間を通過する時間を競う
- 船が静止した状態から上記350cc分の水を注ぎ、2メートルの区間を通過する時間を競う。
- 助走区間内では進行方向の修正のために船に触れてもよいが、船を押して速度をつけたり風を送ったりしてはいけない。
- スタートラインを超えた時点から時間を計る。
- スタートラインを超えたら船に水を注いだり、船に手を触れたりしてはいけない。
- 参加者1人につきエントリーできる船は1隻まで。
公式な時間計測を2回行い、最も短い時間を公式記録とする。
- タイム計測中に船に手を触れたり、風を送ったり、船が水槽の壁や底面に触れたりすると失格。
競技者以外の者が妨害行為として風を送るなどを行った場合、
失格とするか再試行とするかは審判が判断し決定する。
- 時間計測中に失格した場合、計測回数1回分として数える。
- 船や水タンク・パイプの形や材質は自由。
ただし水槽を汚したり健康を損ねるような材質や塗装、公序良俗を損なうデザインなどは失格。
- スタート時に競技者へ与えられる350cc分の水の落差以外のエネルギー源を
船の推進力として使用した場合は失格。
(電池駆動のモーターやバネ・ゴムなどを推進力として使用すると基本的に失格。
ただし350cc分の水の落差で発電してモータで走る場合などは可。)
また、水槽を汚したり健康を損ねるような動力は失格。
- 船の長さや幅、高さには制限はないが、船が水槽に入りきらない場合は失格。
水槽の大きさはおおよそ水深20cm, 幅1.2m, 長さ3.6mで、スタートラインおよび
ゴールラインは水槽の端からそれぞれ約80cmの位置にある。
(水槽の大きさは上記よりも多少大きくなる場合がある。)
本規定に関するお問合せは下記まで:
〒819-0395 福岡県福岡市西区元岡744
九州大学 大学院工学研究院海洋システム工学部門 木村 元
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九州大学 大学院工学研究院海洋システム工学部門