軸間距離を変えずに圧力角が20度になるように基礎円の大きさを 変えた場合の1枚歯インボリュート歯車を示す。 sin(90-20度) = x / 116より，基礎円直径xは109.0になる。
赤い円はインボリュート曲線のベース円， 青い線は圧力線を表す。 ２つの歯車は等速で反対方向に回る。 (下のアプレットを参照)互いの歯先が相手の基礎円内部まで達しており，さらに軸にまで かかる。また，基礎円内部では歯が干渉してしまって， きちんと噛み合っていない。きちんと噛み合っている範囲は青い線で 示した圧力線の中だけになるので， 歯元を残して歯先の部分を切り落とす必要がある（下図参照）。
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歯車として使用するためには位相を180度までずらした”はすば歯車”
にしない限りどうしようもない（下図参照）。
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【図：圧力角20度の１枚歯インボリュートはすば歯車】
参考文献：技能ブックス（１３）／歯車のハタラキ，大河出版
アプレットのSJISソースコード1(GearDemo.java)
アプレットのSJISソースコード2(Gear.java)